WWDC2012


毎年恒例、6月に行われるApple主催の開発社向けイベント「WWDC」。
このWWDCにおける基調講演で例年数多くの発表があるわけですが、今年はMacBookAir、MacBookPro、そしてiOS6がお披露目されました。隠し玉はなし、ほぼ既報通りのがっかり基調講演と言っても過言ではありませんでした。
少なくとも夜更かしする必要はなかった・・・眠い・・・


さてまずMacAirUSB3.0も搭載し隙のないスペックになりました。これで十分。
そしてProにはついにRetinaディスプレイが搭載、実に2880×1800ドットの鬼解像度で登場。184,800円から。


ただしまだProの最上位モデルにのみ搭載なのでこれからと言ったところかと。
きっと来年のAirにはRetinaが載るだろうなあとか思いながら今年もスルー。
あるいはWin機にもRetinaの波がやってくることに大いに期待したいところ。


さてiOS6ですが、自分がまとめるよりもTouch Lab様が実に気合の入ったまとめを用意して下さっているのでそちらを参照下さい。

アップル、iPhoneの次期OS「iOS 6」を発表〜3Dマップ・音声ナビなど200以上の機能を追加し今秋公開 - Touch Lab - タッチ ラボ
http://ipodtouchlab.com/2012/06/wwdc2012-ios6-features.html


今回の発表は我々日本のユーザーとしては満足とは行かない発表でした。
なぜなら精度の低いSiriの強化、普及しきっていないFacebookのOSレベルでのサポート、クオリティアップに時間が掛かるであろうAppleが独自で作る地図アプリ。特に地図アプリは不安で仕方がない。2ch情報だけどβ版を入れた人曰くかなり、相当、首をかしげる出来との事で、今後のブラッシュアップに期待せざるをえないわけですが、GoogleマップをリジェクトしたりしないだろうなApple・・・。ああ怖い。


というわけで新ファームウェアへのアップデートに対し不安要素が残る今回の大型アップデート。手放しで褒めることは出来ませんが、それだけカンペキなものに近づいてきている証拠かもしれませんので期待しておきましょう。。200もの新機能のうち、まだ10程度しか披露されてませんので。その他の部分で例えば「日本語の文字入力機能の改善」とか、「半角カナをサポート」とか、そう言う痒いところに手が届くアップデートであると信じてリリースを待ちましょう。まあ無理だろうけどねw