2012年5月 携帯電話各社契約増減データ

学割商戦もついに終わりを迎えた2012年5月の携帯電話事業者各社の契約増減データです。



【携帯電話各社・月間契約数(2012年5月)】


キャリア 月間契約数 前月比
NTTドコモ +126,600 -1,700
au +199,000 -41,400
ソフトバンク +258,100 -14,600
合計 583,700


その他キャリア 月間契約数
ウィルコム +54,400
UQコミュニケーションズ +200,200
Wireless City Planning +20,000


一人一台の携帯電話も今は昔、すでに次のステージへ行っている感のある各社の売上であります。個人用と会社用であったり、自販機や、今日の朝刊にも載っていましたがIPv6がスタートすることにより自動車一台一台、家電一台一台がIPアドレスを持つ時代がもう到来しています。移動体通信事業者があらゆる通信機器をカバーする時代。うーん怖いw


さて今はやはりスマートフォンを始めとする端末が主流であります。
各社かなりの勢いで売れています。去年はドコモが6万、一昨年はauが5万と寂しい数字でしたが今年は各社が10万超え。まあソフトバンクが頭ひとつ抜けていますがいつものことです。


【携帯電話各社・累計契約台数/シェア(〜2012年5月末)】

キャリア累計契約数シェア比較(先月→今月)
NTTドコモ 60,384,400 48.27% → 48.15%
au 35,548,500 28.32% → 28.35%
ソフトバンク 29,479,800 23.41% → 23.51%
合計 125,412,700  


その他キャリア 累計契約数
ウィルコム 4,652,200
UQコミュニケーションズ 2,660,800
Wireless City Planning 91,000
イー・アクセス 4,000,000?


ソフトバンクのシェア25%が目前に迫ってきた感じですねー。
来年中には到達しそうな勢いがあります。
まあ先に単体での3000万契約か。こちらは恐らく7月度に達成ですね、凄い。


【携帯電話各社・MNP増減数(2012年5月)】


キャリア 月間契約数
NTTドコモ -90,000
au +56,000
ソフトバンク +35,000


そんな中熾烈なバトルが続くのがMNPであります。
各社横取り40万(古)に躍起になって本来大事にすべき既存顧客を蔑ろにしているといっても過言ではないわけですが、過度の優遇を行なっても転出が続くキャリアがドコモであります。彼らは先日既存顧客向けの施策として発表したのが「ご愛顧10年 Xiスマホ割」であります。
(→http://www.nttdocomo.co.jp/campaign_event/goaiko10/index.html?cid=CRP_CAM_120518_sns_tw_goaiko10


まあ24ヶ月で5040円引きって言うと月額210円引きなわけで屁みたいな施策、かつ10年以上ドコモを使っているユーザーがどれだけ居るのかという問題もあり、さらにこの施策が「8月末までの"超"期間限定」と突っ込みどころが多すぎるわけですが、果たしてこの施策で転出が少しでも緩和されるのか、見ものであります。自分は絶対無理だと思います。



(※各社サイト及びTCA調べ)