東北関東大震災の被災者の皆様へ
心より哀悼の意を表します。
自然災害に対し、人間はまだまだ無力。なんという傲慢。
地震・津波による被害、今後起こりうる余震、原発問題等、発生後70時間をたった今もなお危険がついてまわっていますが、なんとか耐えていただきたいです。こんなんで終わってたまるか。
自分は関西に住んでいるので被害は無いに等しいです。
今後出来ることを考えて今も普通に日常生活を送っています。
関西として、被災者の方の受け皿となろう、と広域連合で意見が一致したそうです。もしもの時は我が家を受け皿にしてもいいと思っております。
阪神大震災の爪痕などもう見えません。
今回の震災も同じ事になります。おもいっきり凹まされた時こそ、我が国の底力を真に発揮できるとき。
頑張りましょう、とりあえず空元気でいきましょう。
大丈夫、なんとかなる。
さて今回浮き彫りになった問題は
「原発の安全性・重要性」そして「東西で周波数の違う電力」。
東日本、電力が全く足りません。今も続くメルトダウンの危機に瀕している福島原発を含む多くの発電所がストップしているためです。女川原発でも通常値をはるかに超える放射能が測定されているそうです。
こんな時こそ(Twitterを中心にヤシマ作戦と呼ばれていますが)日本全国の電力をすこしずつ節約して関東に送れば、と思いきや立ちはだかるのが東西で周波数が違うという事実。変電所を介さざるをえないため、西日本の電気をそのまま送っても使用できないわけです。
これは旧態依然とした問題であり、今更どちらかに統一できないだろうと思われていた問題。結局機械側が合わせており、コンセントプラグを見ると50/60Hz両対応と書いてあり、どっちでも使えるよと言うことです。これを統一するメリットは(電源が小さくなるよ!とか)ないこともないけど、今のままでさほど問題が起きていなかったわけですね。
ところが実際大変な問題が起きてしまった。
東京電力の落ち度ですが、周波数を統一していたらここまでの混乱は起きなかったと言えます。これを機に再編したらどうですかね?地アナ→地デジよりもよっぽど有意義だと自分は思います。
原発は安全だと思っていました。ミサイル打ち込まれても壁すら破壊できないとどこかで見たことがあります。しかし現実に壁は木っ端微塵であり、どうしようも無い事態に変容しつつあります。こちらも同じくこれを機に安全性がぐっと高まることは解りますが、もはや全国民が原発の恐ろしさを知ってしまった。アレルギー反応と言っても差し支えない。今後各地の原発施設でデモ活動が活発化すると思われます。
各電力会社は誠心誠意、安全性を守り通せるよう、あるいは地域住民に「これなら安全だ」と思われるよう必死で取り組んでいただきたい。とりあえず今は本当に、東電社員の皆様、お願いします。頑張ってください。我々一般人は専門であるあなた方に頼らざるをえないのです。批判は全て後の話です。今はひとえにお願いします。頑張ってください。