2010年冬 スマートフォン(Android)まとめ

国内3キャリアから、スマートフォンがいっぱい出ます。
iPhoneで先行しているソフトバンクに追いつけ追い越せと各社色々な思惑がある中、スマートフォンの急先鋒であるAndroidOS搭載機が発表されたので、頑張ってまとめてみました。




■2010年冬〜スマートフォン発売予定表(と写真)



10月28日 NTTドコモSAMSUNG) 「Galaxy S(SC-02B)」


11月12日 ソフトバンク(HTC) 「Desire HD(001HT)」


11月下旬予定 auSHARP) 「IS03



12月予定 NTTドコモSHARP) 「LYNX 3D SH-03C」


12月上旬以降 ソフトバンクSHARP) 「GARAPAGOS 003SH」


12月上旬以降 ソフトバンクDELL) 「DELL Streak 001DL」


12月中旬以降 ソフトバンク(ZTE) 「Libero 003Z」


12月下旬以降 auTOSHIBA) 「REGZA Phone IS04」


12月下旬以降 auSHARP) 「IS05」


12月下旬以降 au(Pantech) 「SIRIUSα IS06」


12月〜2011年1月 NTTドコモTOSHIBA) 「REGZA Phone T-01C」



2011年2月 NTTドコモ(LG) 「Optimus chat L-04C」


2011年2月中旬以降 ソフトバンクSHARP) 「GARAPAGOS 005SH」



2011年3月下旬以降 ソフトバンクHuawei) 「004HW」




■スペックで見る2010年冬〜スマートフォン
チップセットで見ると、第2世代Snapdragonと呼ばれる半導体プロセス45nmの最新モデル搭載機(1GHz/MSM8255)はソフトバンクの「DesireHD」「GARAPAGOS 003SH」「GARAPAGOS 005SH」の3機種のみ。


auから発売予定の「IS05」は45nmながら800MHzのMSM7630を使用しているので若干低スペック。


その他のほとんどは第1世代Snapdragon搭載であり、スペック的には変わらないけども、半導体プロセスが65nmと消費電力の面でやや劣る。要するに電池の持ちが変わってくると思われます。
(あとどうやらGPUも多少進化してるみたい)


圧倒的に違う!っつー感じではないけど、並べて使ってみると若干の違いは判るかなぁ、と思います。また、そろそろ第3世代Snapdragonがリリースされる予定なので、半年〜1年後にはコイツを搭載したスマートフォンが登場すると思われます。


大幅なスペックアップを予定しており、CPUがデュアルコアになり、クロック数も最大1.5GHzになるとのこと。進化の速度がエグいっす。。。


また、iPhone4のCPUはAppke独自のA4プロセッサです。シングルコア、動作クロックは800MHzとのこと。順当に行くなら来年の新型にはデュアルコア、かなぁ。まだ不明ですが。



■「重さ」で見る2010年冬〜スマートフォン
最も軽いスマートフォンNTTドコモGalaxy S」で決まり。
118gと圧倒的に軽いため、その大きさから想像もつかない快適さを感じます。まあややプラスチッキーではあるけど、決して安っぽくは無いです。(実際にデモ機触った感触)


最も重いのはソフトバンクの「DELL Streak」。5インチ液晶を積んでいるので当然っちゃ当然wケータイと言うよりタブレットです。そう考えると220gも意外と軽く思えてくるかも?DSiくらいの重さです。
でっかいけどちゃんと電話も出来るそうです。



■画面サイズで見る2010年冬〜スマートフォン
前述の「DELL Streak」は5インチ搭載ですがちと規格外なのでこの項では無視。現実的に使えるサイズのスマートフォンとしては、ソフトバンク「Desire HD」が4.3インチ(解像度:800×480)がトップ。


液晶の質で見ると4インチの有機EL液晶を搭載している「GalaxyS」も見逃せない。まるでプリントしたかのような高精細画質でなおかつ軽いし、スマートフォンでは最良の選択肢の一つですな。


解像度で言うなら「IS03」が3.5インチ液晶で960×640ドットとエグイ位に高精細です。人の目の限界である解像度を超えているため、今後数年はこれ以上の解像度は見込めません。


さらに世界でもこの解像度のAndroidケータイが存在しないため、多くのアプリ側がこの解像度を想定しておらず、iPhone4で古いアプリを閲覧した時のようなもやっとした表示になると思われます。




■機能で見る2010年冬〜スマートフォン
いわゆる国内向け機能があるスマートフォンと、そうでないスマートフォンがあります。「ワンセグ」「赤外線」「おサイフ(FeliCa)」などがそれにあたるわけですが、


auIS03」「REGZA Phone IS04」「IS05」、
NTTドコモLYNX」「REGZA Phone」、
ソフトバンク「GARAPAGOS 003SH」「GARAPAGOS 005SH」


以上7機種には全て搭載されております。
DLNAサーバー機能や防水機能、3D表示機能やデコメ対応などが別で対応機種あるのでそのあたりも購入の参考にすると幸せになれるかもです。



■まとめ
国内向け機能を搭載する=AndroidOSをカスタマイズする行為なのは明白であり、基本的にOS自体のアップデートを想定するならOSの基本部分はいじらない方が良いとされているわけですが、ニーズを満たすならやむを得ないんですよね。メーカーとしても痛し痒しな所だと思います。


その点ではソフトバンク「GARAPAGOS 003SH」はとても恐ろしい。
SHARPマジで死ぬほど頑張ったんだと思います。おつかれさまです。


まあAndroid2.1でもさほど不自由しないだろうし、来春までには2.2アップデートが来るので、OSのバージョンでそれほど気にすることも無いと思われます。数ヶ月優越に浸れるくらいであります。


一昨日、Googleが「Android2.3の開発者向けリリースは今週だよ」的な発表があったので、2.2が最新だと言っていられるのもマジで今だけです。ロードマップ的には1年後には3.0がリリースされてるはずです。




それを踏まえて、裸眼3Dゲームを3DSよりも早く楽しみたい!って人は「GARAPAGOS 003SH」を、
(「LYNX」はドコモが後手後手なためコンテンツの配信がまだ未定とのこと)
やっぱ防水機能は必須だろ、携帯的な意味で…って人は「REGZA Phone」及び「REGZA Phone IS04」を、
やっぱスペックだろ!ガラケー機能など不要!って人は「Galaxy S」か「Desire HD」、
小さなiPadとして使うんだ、電話はたまにしかしないって人は「DELL Streak」
という感じで住み分けて利用するのがいいんじゃ無いかと思います。


2年経てば「まだそんな旧型機使ってんのw」みたいな状況になります。
今のiPhone3Gがまさにそうです。なので割り切って、今後2年はこれで遊ぼうと思える端末を選んで遊びましょう。


良いモバイルインターネットライフを。以上です。