「うみねこ」の基本的考え方について

EP4までプレイしての雑感と言うか、こう捉えればいいんじゃねえかな的なお話。

※ EP1〜EP4までのネタバレを含みます ※




まず、「何が正しいのか」について。
いろんな考え方があるので一概には言えないんだけど、竜騎士07氏のインタビューとか見る限り、「赤き真実」は信じてもいいんじゃないかな。まあチェス盤をひっくり返して言うと「白字の全てが疑わしい」ということになり非常に厄介と言うか、これ読む必要あんのか?とか思ってしまったりしてダレるんだけども。
魔女VS魔女の壮絶なバトルとか、何かしらの比喩であればそれでいいんだけど、丸ごと嘘の記述されてる可能性が高すぎる。。。


EP4で描かれていた1998年現在の縁寿の世界でもバンバン魔法が出てきやがってどうしたもんだと頭抱えましたが、VS黒服戦で、七杭の悪魔の攻撃では考えられない破損の仕方(杭で頭半分吹っ飛ぶとかありえない)してたので、きっと天草の狙撃なんだろうと結論。


しかしながら1998年の縁寿がなぜ(現実の物語の世界(以下、チェス盤世界と表記)を俯瞰してると思われる)もう一つの世界(以下、メタ世界と表記)へ行くことが出来たのか。1998年に生きていると言うことはチェス盤世界の延長にある世界の住人なわけで、上位世界に干渉など出来るわけがないと思うのだが、ベルンカステルがそれを可能にした!とか言っちゃうとそれはそれで「魔女を認めた」ことに他ならないのではないか?(;´Д`)


そもそもメタ世界って概念をすんなり認めてしまっていることが問題なのかもしれない。あれは戦人の脳内=ベアトリーチェは戦人の別人格=全部妄想、とかだったら竜騎士刺されるな…んなことにはならんだろうけども。


縁寿に関する記述がEP1〜EP3の中に無さすぎるので、むしろ本当に縁寿が存在するかいぶかしむべきなのかもしれない。壮大で広大な叙述トリックの中から、ひとかけらの真実を拾い上げる作業と言っても差し支えない今作ですが、こうやっていろいろ考える時間が楽しいんだよなー


また後日。